ネットワーク構成と工事手順
ネットワーク構成はこんな感じ。

工事手順は
- ルータのある部屋から仕事部屋までPF管を敷設し、CAT.6aケーブルを屋外配線する
- 仕事部屋のエアコン配管口から屋内に引き込む
- エアコンの配管口内でLANケーブル中継機を使って屋内配線用LANケーブルに変換
- 任意の位置にアクセスポイントを設置してケーブル接続
設置工事
●PF管敷設・配線
PF管の敷設とケーブル配線について言えることは一つだけ。9月中旬の夕方とはいえ30℃越えの屋外作業はかなりヤバイということ。 暑い中、外で作業されている方は本当に尊敬します。
●配線引き込みと成端処理
エアコンの配管口がエアコン本体で隠れているため外装を外さないと作業ができないのですが、 分解は以前もやったことあるので特に問題なし。引き込みも難しいところはなかったです。
屋内配線は別のケーブルを使うのでケーブル中継コネクタとRJ45端子を取り付けます。
成端作業は端子の説明書とYouTubeを見ながら作業しました。 結線パターンは説明書の記載通りA結線で繋いで結線テストして完了です。

中継コネクタはこれを使用しました。PoEに対応しているか心配でしたが、問題なく接続できています
HUAKE LANケーブル用中継コネクタ コンパクト ギガビット RJ45 延長 Cat7 / Cat6 / Cat5eコネクタ プラグ 8P8C メス-メス
●屋内配線とアクセスポイント取り付け
「NETGEAR WAX214」はエアコン横の壁に取り付けることにしました。付属の壁取り付けブラケットをビス止めして本体を捻りながら嵌め込むだけで完了。
中継コネクタからアクセスポイント間はUbiquitiの「UniFi Etherlighting パッチケーブル」を使用。 2.5Gbをサポートした極細ケーブルです。
通常のLANケーブルより若干お高めですが、めっちゃカッコよくて、家の全てのLANケーブルをこれに変えたいくらいです。

画像はUbiquitiオンラインストアより引用
https://jp.store.ui.com/jp/ja/category/accessories-cables-dacs/collections/accessories-pro-patch-cables/products/uacc-cable-patch-el?variant=uacc-cable-patch-el-0.15m-w
設置してみて
「NETGEAR WAX214」はPoE対応なので電源コードやACアダプタを繋がなくていいのはめちゃくちゃ良いです。取り付け位置も自由だし、電源コードの配線処理も考えなくて良いのはスマートで最高です。見た目もスッキリです。
肝心の性能ですが、大体下り200Mbps、上り300Mbpsくらいですね。光回線自体が速くないので十分な速度です。 絶対的な速度は最新のWi-Fi機器には及びませんが、実用上全く問題ありません。
それよりも安定して繋がる安心感は、設置して良かったと思えます。(前はかなり不安定だった)
アクセスポイント - iMac間はこんな感じで、転送レートの変動はほとんどありません。

万人におすすめできる手法ではないですが、どうしてもWi-Fiが不安定な場合は「有線+PoEアクセスポイント」も有効な方法の一つだと思います。
比較的価格が高めなPoE対応機器の中でも「NETGEAR WAX214」は安価な部類ですし、Amazonのセールなどで安くなる機会も多いので、PoE導入初心者にはちょうど良いのではないでしょうか。

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