10年以上使っていたLogicoolのキーボードがへたってきたので、思い切って買い替えることにしました。
まずはUS配列のキーボードを試してみたのですが、よく使うキーがものすごく打ちにくくて、早々にギブアップ。 どうやら自分にはUS配列は合わなかったようです…。
以下の条件でキーボードを探し、無難にリアルフォースに決定しました。
- テンキー付き
- 日本語配列
- 有線
- 仕事道具はそれなりに良いものを使いたい
リアルフォースには無線接続も可能なスタイリッシュなプレミアムモデルと、有線接続のスタンダードモデルがあります。無線接続は必要なく、価格が安めなスタンダードモデルにしました。
選んだスペック
- テンキー付き日本語配列
- 静音スイッチ
- キー荷重は変荷重
使ってみた感想
●打鍵感(音)
以前はパンタグラフ式を使っていたので、打鍵感は「しっかりしている」という印象です。筐体の剛性感もありとても良いです。
打鍵音については、個人的にメカニカルスイッチの「カチカチ音」があまり好きではありません。その点、リアルフォースの「コトコト」とした音は非常に好印象でした。
●キー荷重
軽いキータッチが好みなので、30gと迷いましたが、結果的に変荷重を選んで正解でした。
- 30gのキー …確かに軽く、指を置いておくだけで反応することもあります。パンタグラフ式に近い感覚ですね。
- 45gのキー …いわゆる「普通のキーボード」の重さ。無難で扱いやすい印象です。
●キー配置
リアルフォース日本語配列の特徴の一つに、スペースキーの短さがあります。多くの日本語配列キーボードではスペースキーの長さが4.5U(キー 4.5 個分)ですが、リアルフォースでは約3.3U(キー3.3 個分)です。 ※ちなみに、AppleのMagic Keyboard(日本語配列)も3Uちょっとです。
私はスペースキー横の「無変換」「変換」キーに IME(英数・日本語)の切り替えを割り当てています。そのため、親指を少し横に滑らせるだけで簡単に切り替え可能です。このスペースキーの短さが、リアルフォースを選んだ大きな理由の一つです。
企画書や仕様書など、英単語と日本語が入り乱れる文書を書く際、英数と日本語の切り替えがワンアクションでできるのは非常に効率的ですね。
●接続方式について
プレミアムモデルのR3系はBluetooth・USBのハイブリッド接続が可能ですが、スタンダードモデルのR3S系はUSB接続のみです。 ケーブルは太め(直径約 5mm)ですが、見た目ほど硬くはありません。
私は昔の「接続が不安定な無線キーボード」に辟易した世代なので、有線一択です。そのためケーブルは気になりませんが、存在感のあるケーブルが邪魔に感じる方には向かないかもしれません。
ただ、長いケーブルが少し不格好に感じるので、いずれコイル加工に挑戦してみようかと思っています。
まとめ
まだ使い始めて間もないですが、買って良かったと感じています。
確かに「キーボードに2万円!?」と最初は思いましたが、実際に触ってみると2万円の価値は十分にあると思います。何より、打鍵が気持ち良くて無駄に文章を書きたくなるほどです(笑)。
安いキーボードに満足できず次々に買い替えるよりも、思い切って高級なものを買った方が結果的にコスパが良いのではないでしょうか。リアルフォースやHHKBなら10年は平気で使えると聞きますし。
「リアルフォースのプレミアムモデルかHHKBが欲しいけど、キーボードに3万円はちょっと…」と思っている方には、スタンダードモデルのR3Sをおすすめします。(それでも2万円強ですが…)

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